今回1C4M×2群のVVVFを搭載したデハ2303が1両単独で組み込まれるという変則的な編成となった背景には、恩田の東急テクノシステムに留置可能な車両数の問題があるようです。
2000系は3本とも将来的に「各編成の先頭車+元2002Fのパンタ付きデハ(単独M車)元2003Fのデハユニット」という編成で大井町線に転用されるという説が(車内照明LED化の施工状況などから)有力ですが、この場合少なくとも元2002Fのデハ1両の改造が終了するまで、1本も営業に入れられません。それまで間、恩田に既に改造が終了した2003Fのほか4両を留置するスペースが確保できないことから、このような暫定的な転用が行われたと言われています。