JR北海道2024～25年度に6両固定編成42両導入予定 他

JR北海道が、2024年度から25年度中にかけて、6両固定編成の交流電車42両（7編成）を川崎車両から調達することが、政府公共調達データベースより明らかとなっています。契約金額は明らかにされていません。
2022年2月に、2030年度までの取り組みとして、721系全135両を「高効率機器を採用した電車」へ更新する方針が挙げられており、これに関連するものと推察されます。

さらに、2021年7月15日に開かれた「新たな車両調達方針に関するオンライン説明会」の議事概要の、札幌圏通勤形交流電車に係る項目にて、メーカーから「新造する車両は、既存の721系又は他形式と併結可能とする仕様か」との質問に対し、「今回予定している車両は併結しない予定」と回答しており、721系だけでなく、733系や735系との併結は考えられていないようです。今回予定されている札幌圏通勤形交流電車とは、2024～25年度に導入する6両固定編成42両を指していると思われます。

参考までに、昨年10月頃から苗穂工場に入場し、検査などの動きがなかった721系サウF-3016編成ですが、今年8月下旬以降、解体が目撃されています。

▼参考資料

（１）【社長会見】長期環境目標「ＪＲ北海道グループカーボンニュートラル2050」の策定について
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220209_KO_Carbon_neutral.pdf#page=4

（２）札幌圏通勤形交流電車［６両固定編成］42両 – 入札公告（物品・サービス一般） – 北海道旅客鉄道株式会社 | 政府公共調達データベース
https://www.jetro.go.jp/gov_procurement/national/articles/217307/20211101a0101002.html

（３）札幌圏通勤形交流電車（６両固定編成）　42両 – 落札者等の公示 – 北海道旅客鉄道株式会社 | 政府公共調達データベース
https://www.jetro.go.jp/gov_procurement/national/articles/241657/2022062100680097.html

（3）新たな車両調達方針に関するオンライン説明会」議事概要
https://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/procurement/pdf/20211101_online_information_session.pdf

▼721系3000番台F-3016編成の解体開始 – 北海道の鉄道情報局
http://fortysonseason.blog.fc2.com/blog-entry-4872.html

苗穂では早速721系(JR北海道)の3連(F3016)の廃車解体が始まっており、急行北斗七星用のキハ281系に続き721系全135両が2030年度までに新車に置き換えられ解体が本格化する見込み。#JR北海道721系 #苗穂工場 #廃車解体 #置き換え #F3016 pic.twitter.com/VHLQAI0fHm

— D51形蒸気機関車「デゴイチ」 (@d51320ix) September 10, 2023

22/10/07
721系F-3016編成 苗穂工場入場 pic.twitter.com/Q49Xfhyfhf

— 白北交通 (@extra_car21) October 7, 2022