西武サステナ車両 東急9000系と小田急8000形譲受へ

トピック:西武サステナ車両 東急9000系と小田急8000形譲受へ

スレッド:西武鉄道
「西武鉄道」スレッドのノート

■車両動向

新造

・2022年度…40000系10両x3本導入(→詳細
・2023年度…40000系10両x4本導入(→詳細
・2024年度…40000系3編成24両導入(→詳細

廃車

・2022年度…70両廃車(新造代替分30両+車両保有数削減分40両→詳細
・2023年度…40両程度廃車見込み?
→2024年5月上旬までに46両が搬出済み
・2024年度…30両程度廃車見込み?(新造24両+サステナ車両6両導入分)
→2024年6月上旬現在、横瀬車両基地へ4両が回送済み

サステナ車両

・定義:VVVFインバータ制御車両等の環境負荷の少ない他社からの譲受車両(→参考(PDF)) ※当初の定義(PDF)
・新造車両とサステナ車両を並行して導入することで2030年度所有車両全VVVF化を目指す(→詳細
・2023年9月、東急9000系と小田急8000形の導入を発表、2024年度~2029年度に順次導入予定(→参考
→東急9000系…多摩川線・多摩湖線・西武秩父線・狭山線に導入、2025年度以降運行開始予定
→小田急8000形…国分寺線に導入、2024年度運行開始予定
・2024年5月現在、小田急8000形6両編成1本が到着済み(→詳細

車両改造ほか

・車内LCD(スマイルビジョン)更新
→6000系・30000系の車内LCD画面(4:3)を40000系と同等の2in1タイプ17インチ画面(16:9)に更新中
(→6000系詳細30000系詳細

・6000系行先表示器更新
→既存のフルカラーLED表示器を更新、既存品と比較し高いリフレッシュレートが特徴(→目撃情報

・車内防犯カメラ設置拡大
→新車(一般車)は2020年度新製の40000系(40153F)以降、新製当初から設置済み
→2023年春現在、一部の6000系に設置確認(→詳細
→今後も既存車両への整備(準備)を推進(→詳細1詳細2
→2024年4月現在、複数系列で設置進行中

・ドライブレコーダー設置
→全編成を対象に設置予定(→詳細
2023年春現在、各線の20000系一部編成に先行設置済み2023年10月現在、取り外し
→2024年春現在、複数系列の一部編成に設置済み

・本線走行車両へ車載塗油器設置を検討(JREA2022年12月号より→詳細
→一部のワンマン車は以前から設置済み

・CBTC実証試験対応(列車情報装置改修)
→2024年2月に101系1241Fが対応(→詳細
→2024年5月現在、1241Fと1253Fの2編成が対応

・6000系地下鉄非対応車表示(→詳細
→2024年5月現在、6101F~6108Fと6151F~6158Fで確認

■輸送動向

・2021/03/13改正(ニュースリリース(PDF)
→終電車の繰り上げ
→平日朝・夕方の秩父鉄道直通列車運転取りやめ

・2022/03/12改正(ニュースリリース(PDF)
→日中時間帯を中心に減便

・2023/03/18改正(ニュースリリース(PDF)
→平日朝上りに拝島ライナー新設
→土休日朝の秩父鉄道直通列車運転区間縮小、土休日夕方の運転取りやめ

・2024/03/16改正(ニュースリリース(PDF)
→池袋線特急増発、時刻変更、運転区間変更
→拝島ライナー(上り)平日朝増発、新宿線特急平日一部運転取りやめ・区間縮小
→平日日中帯の新宿線・拝島線・国分寺線増発

・秩父鉄道直通列車は縮小傾向
→2020年改正…土休日朝・夕方の直通列車運転区間を縮小(池袋発着から飯能発着へ変更)
→2021年改正…平日朝・夕方の直通列車運転取りやめ
→2023年改正…土休日朝の飯能発1本を運転区間縮小(横瀬発長瀞行き)、土休日夕方の秩父鉄道線内発飯能行き直通列車運転取りやめ

・新宿線⇔国分寺線の直通列車運転休止
→2019年改正より、東村山駅付近連続立体交差事業のため新宿線⇔国分寺線直通列車の運転を休止中(→詳細(PDF)
→2023年現在、国分寺線・西武園線で使用する車両は玉川上水車両基地をベースに運用、出入庫の回送は小川駅を介して運転

・西武新宿⇔西武球場前の直通列車運転休止
→2022年改正より、所沢駅ふれあい通り線道路新設工事のため西武新宿発着の狭山線直通列車の運転を休止中(→詳細(PDF)
→2023年現在、所沢駅構内は▽新宿線の渡り線移設済み、▽21番線使用停止中

■施設・設備動向

連続立体交差事業

新宿線中井~野方駅間(地下化)
2020年度2026年度完成に向け事業中(中野区:事業施行期間変更について

新宿線・国分寺線・西武園線東村山駅付近(高架化)
2024年度2028年度末完成(鉄道付属街路事業は2030年度末完成)に向け事業中(東村山市:市報2023年10月15日号1面PDF
→工事の都合上、2023年現在、新宿線と国分寺線・西武園線は分離中

新宿線井荻駅~西武柳沢駅(高架化)
→2021(令和3)年11月都市計画決定、2024年3月6日事業認可取得、2037年度完成(鉄道付属街路事業は2039年度完成)に向け事業に着手(→東京都報道資料)
→事業区間内に上石神井車両基地が所在

新宿線野方駅~井荻駅付近(構造形式検討中)
→事業化に向け準備中

列車無線デジタル化

・新宿線系は2022年7月10日、池袋線系は2022年10月16日にデジタル化済み

信号保安装置

・2023年現在、本線・多摩川線は西武ATS、西武有楽町線はATC、山口線は点制御式ATSを使用
・2024年3月10日~2025年1月にかけて、多摩川線にて西武式CBTCシステムの走行試験を実施予定(→詳細1詳細2
→実証試験の結果と鉄道各社の動向を踏まえて次期信号システムの方式決定
→2030年代に西武線全線へ次期信号システム導入を目指す
・2022年初頭より池袋線系で列車情報装置向けとみられる新機器設置(→詳細

運行管理システム(SEMTRAC)

・第二世代システムは池袋線系:2005年、新宿線系:2006年から稼働
・新システムへ更新準備中、池袋線系は2023年度導入予定(→詳細)、新宿線系は2024年度導入予定(→詳細
→司令所-乗務員間の文字情報による通告の実現、自動放送装置による旅客案内の内容充実化(→第3世代の改良点詳細
→池袋線系は2023年9月10日切替、16日本運用開始(→詳細

ホームドア

・2020年度までに6駅22番線(池袋(一部ホーム除く)、練馬、西武新宿、高田馬場、所沢、国分寺)に設置済み
・2021~2025年度…6駅17番線に設置予定(→詳細
→2024年度は練馬高野台・石神井公園駅の2駅6番線で稼働を目指す(→詳細
・2026~2030年度…19駅45番線に設置予定
・2024年度時点で整備着手するのは8駅23番線(池袋の一部ホーム、新桜台、中村橋、富士見台、練馬高野台、石神井公園、東村山、新所沢)、整備に向けた検討を進めるのは3駅8番線(大泉学園、花小金井、小平)(→24年5月更新 鉄道駅バリアフリーに関する整備計画【都内駅】(PDF)
・2024年時点では定位置停止装置(TASC)未設置
→今後、地上設備の整備・車両改修の見込み(→バリアフリー整備・徴収計画(PDF)より)

ワンマン運転

・2024年現在、普通鉄道の4路線3系統(池袋線飯能~吾野間・西武秩父線、多摩湖線、多摩川線)でワンマン運転を実施(このほか、新交通システムの山口線でも実施)
・2021年5月公表の「西武グループ中期経営計画(2021~2023年度)」ならびに2024年5月公表の「西武グループ長期戦略2035」にて、「(鉄道の)ワンマン運転エリア拡大」の記述(→詳細1(PDF)詳細2(PDF)

注記

※参考として新造・廃車・輸送動向(各改正のトピック)は直近3年分の情報を記載
※直近3年より過去の情報は子ノート「まとめ:西武鉄道(過去ログ)」へ

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西武サステナ車両 東急9000系と小田急8000形譲受へ

#63521
SATS
モデレーター

9月26日、西武鉄道は「サステナ車両(西武独自呼称、他社からの譲受車両)」として、東急電鉄9000系と小田急電鉄8000形を譲受することを明らかにしました。

これは、西武鉄道・小田急電鉄・東急電鉄の3社連名のニュースリリースにおいて発表されました。
具体的な内容は以下の通りです。導入規模は2形式併せて約100両です。この施策により、2030年度までに車両のVVVF化100%達成を目指すとしています。

●東急9000系
導入路線…多摩川線・多摩湖線・西武秩父線・狭山線
導入時期…2025年度以降順次運行開始予定

●小田急8000形
導入路線…国分寺線
導入時期…2024年度運行開始予定

本記事時点での種車の状況です。
小田急電鉄8000形は6連12本と4連10本が所属しています。直近では6連の8254×6(8254F)と8256×6(8256F)の引退が示唆されており、9月には8254×6(8254F)がツアー運行を行ったほか、10月には8256×6(8256F)の撮影会が予定されています。
東急電鉄9000系は5連15本、兄弟系列の9020系は5連3本が所属しています。いずれも大井町線を中心に営業運転に就いていますが、鉄軌道旅客運賃改定に係る公表資料2023年度設備投資計画で大井町線向けに新型車両を導入することを明らかにしており、多数の余剰車両が発生する見込みでした。

西武鉄道のサステナ車両施策は、2022年5月に公表された西武ホールディングス2022年3月期決算の補足説明資料の中で施策の存在が初めて明らかになりました。その後、▽新聞報道で枝線への導入を検討していること、▽業界誌の記事でサステナ車両導入により2030年度までに全所有車両のVVVF化を目指していることがそれぞれ明らかになっていました。今年に入ってからも、2023年度設備投資計画において導入に向けた準備を進めているとしていました。
なお、サステナ車両の定義をめぐっては、当初“無塗装車体、VVVFインバーター制御車両等の他社からの譲受車両を当社独自の呼称として定義”としていましたが、2023年度設備投資計画では“VVVFインバータ制御車両等の環境負荷の少ない他社からの譲受車両を指す(当社独自呼称)”と変化しており、環境負荷を抑える目的を強調したうえで、無塗装車体に関する言及が無くなっていました。

▼2023年9月26日発表「西武鉄道と東急電鉄・小田急電鉄「サステナ車両」を授受 各社連携して、SDGsへの貢献を加速してまいります
https://www.seiburailway.jp/file.jsp?newsroom/news/file/20230926_sasutenatrain.pdf

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