今年度コキ73形3両増備・貨物新幹線の検討ほか(国交省)

先日公表された国土交通省主催の有識者会議「今後の鉄道物流のあり方に関する検討会」の中間とりまとめ資料で、コキ73形貨車が今年度3両導入され、4両になると記載されています。
同形式は国際海上コンテナ(背高海上コンテナ)を車両限界内で積載することが出来ますが、同資料では特殊な構造から導入・メンテナンスが難しいとの指摘もあります。

既にコキ73-2の営業運転が開始されており、コキ73-1は大井機関区から陸送後行方不明、コキ73-3、コキ73-4は過去に日本車輌製造で目撃されています。ここ数日でも陸送が確認されています。

7/28 コキ?陸送
名古屋へ行く途中、亀山トラックステーションに寄り道したらコキらしき貨車を積んだトレーラーが(シートで車番はわからず)
台車は外されてましたが、どこからどこに持って行く途中だったのか…。 pic.twitter.com/rdYoXn3S63

— joまさ(陸送アカ) (@masatetu_rikuso) July 29, 2022

コキ73とは関係無いですが、新幹線での貨物輸送を検討することも記載されており、「ＪＲ貨物が中心」となり「線路容量に余裕がある路線における走行を念頭に」専用車両の導入について記載されています。

中間とりまとめ(本文)
https://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001493161.pdf
※コキ73は21・22ページ(PDF基準24/45,25/45)