東京メトロ2101F~2132F DRSS設置+ATP準備対応S/Wローディング済

トピック:東京メトロ2101F~2132F DRSS設置+ATP準備対応S/Wローディング済

東京メトロ2101F~2132F DRSS設置+ATP準備対応S/Wローディング済

#82235
SATS
モデレーター

2024年度中の運用開始に向け準備が進められている東京メトロ丸ノ内線CBTC(無線式列車制御)システムに関連して、2000系の一部編成で未設置だった関連機器の搭載と準備対応ソフトウェアがローディング済みであることを示すラベル表示を確認しました。

東京メトロ2000系の内、2101F~2132Fの32編成にはATP*1車上装置の構成要素であるDRSS(Doppler Rader Speed Sensor:ドップラー式非接触速度センサ)*2の本体が設置されておらず、これまで架台や配線が準備された状態で営業運転に就いていました。少なくとも2023年12月末現在では、未設置編成の中で同機器の設置を確認できた編成はありませんでしたが、2024年5月中旬までに対象となる全32編成に設置されたことを確認しました(2024年4月中旬現在では少なくとも2120F、2130Fが未設置でしたが、その後1ヶ月以内に設置済みであることを確認しました)。
また、いずれの編成も「ATP準備対応S/Wローディング済み」と表記されたラベルが運転台に貼付されていたことから、DRSS設置に併せてソフトウェアのローディングを行ったとみられます。

以上のことから、新製時点でDRSS設置済みかつ先行してATP準備対応ソフトウェアがローディングされていた2133F~2152Fと同等の状態となりました。 
なお、運転台に貼付されているラベル表示には「準備対応」の表記があることから、今後更なる改修等が行われる可能性もあり、動向が注目されます。

*1:「CBTC」は無線式列車制御システムのシステム全体を示す総称、「ATP」はCBTCシステム内に含有される自動列車防護機能のこと

*2:今堀、他「ドップラー式非接触速度センサのCBTC適用 : 速度・位置演算方法の確立と安全性評価の実施」、鉄道サイバネ・シンポジウム論文集、58、(2021.11)  
https://id.ndl.go.jp/bib/031782941(国立国会図書館オンライン「NDL-OPAC」資料URL)

※サイト内参考ページ
▼フォーラム「東京メトロ2134Fに「ATP準備対応S/Wローディング済」表示
▼フォーラム「メトロ2000系ATP車上無線搭載完了+CBTC運用開始は2024年11月
▼Kumoyuni45「関東大手民鉄・地下鉄の保安装置更新時期⑤車両動向編
▼Kumoyuni45「首都圏における無線式列車制御システムの動き2023 ③車両動向

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