2010年3月ダイヤ改正について

まず、昨日に300系J23編成が廃車の為、浜松工場へ回送されました。登録抹消は21日と思われます。これにより今年度に入ってから現在までのの300系の離脱数は12編成となり、昨年度の離脱総数の11編成を上回る形となりました(今年度J編成は昨日までに 25→24→26→38→39→28→41→43→42→29→40→23 の順に離脱、残存編成はJ20～J22,J30～J37,J44～J61,F1～F9)。またそれに伴う形でN700系Z44編成が組成を完了、試運転を開始しています（今年度はZ33～Z48までの16編成を投入する予定で現在までに12編成が登録済)。

また18日に来年3月のダイヤ改正の概要がJR各社から発表されました。その具体的内容は以下の通りです。

①東海道～山陽直通の全ての定期「のぞみ」のN700系化

来年の改正で東海道新幹線と山陽新幹線を直通する全ての定期「のぞみ」がN700系での運転となります。東海道区間内の大半と臨時山陽直通「のぞみ」の大半、それに朝の501Aと夜の500Aのみ引き続き700系による運転となりますが来年度もZ編成を16編成(Z49～Z64)、N編成を2編成(N15,N16、N編成に関しては来年度で増備完了予定)追加投入するので順次N700系に置換えられる列車が増えます。これによる増発分として東京～博多間の定期「のぞみ」を毎時3本に拡大する時間帯を上下それぞれ1日4時間ずつを設定します。

また「のぞみ」以外ではひかり495号とこだま808号をN700系で運転します。

これにより700系はC,B編成問わず基本的に東海道内(東京～岡山間の「ひかり」を含む)での運用がメインとなり、300系はJ編成は来年は一気に20編成近く淘汰され、F編成も初期編成を中心に一部が運用を離脱することとなりそうです。

②山陽新幹線で「ひかりレールスター」一部列車臨時化と「こだま」一部廃止について

具体的な便名までは分かりませんが現行の「ひかりレールスター」のうち、新大阪～博多間の5往復を臨時列車化して、年末年始やお盆などの利用客増加時のみ運転します。

また「こだま」は岡山～広島間の3往復と広島～博多間の1往復、そして小倉～博多間の3往復を廃止とします。

「こだま」一部廃止は500系V編成による輸送力増大と速達化による影響とみられ、これにより100系K,P編成の一部に廃車が発生してもおかしくない状況かもしれません。

☆もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい☆

・JR東海プレスリリース
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000006910.pdf

・JR西日本プレスリリース
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/20091218_kaisei.pdf

<12/29 22:29追記>
すみません。早朝・夜間に新大阪～博多間で運転される「のぞみ」は600A,601Aです。