JR北海道、札幌ー旭川・新千歳空港で高速化の構想

2030年度に予定されている北海道新幹線開業後、一部の在来線で高速化する事業構想をまとめたと、北海道新聞が29日、電子版で報じました。4月1日に公表する2024年度～2026年度を実施期間とする次期経営計画に盛り込んだようです。
報道（無料で読める範囲）によると、在来線の札幌ー旭川間の所要時間を現行より25分短い最速60分に、札幌ー新千歳空港間は8分短い25分に高速化するということです。

JR北海道は過去にキハ285系を開発し、大幅に高速化する計画を進めていましたが、2014年、脱線事故やデータ改ざんなど、相次ぐ不祥事で安全対策を優先させることとなり、車両の製造中に開発計画は凍結され、キハ285系は落成後、本線を一度も自走することなく一度自走しただけで除籍、解体されています（過去の北海道新聞、日刊工業新聞の報道による）。

▼JR、札幌―旭川60分構想　新幹線延伸後　新千歳には25分　採算性を検証へ：北海道新聞デジタル
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/993737/

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