新潟トランシスにJR東日本の新型事業用車？

電気式気動車を製造している新潟トランシスですが、今月、黄色い新型車両を確認しています。同車は双頭連結器、移動禁止の表示器が確認されており、JR東日本の新型事業用車と推測されます。
残念ながら、数回の観察では建屋外に出て来なかったため、前面のみの情報をまとめます。イラストをご参照ください。

車体はストレート車体で、編成両数は不明です。前面は205系先頭車化改造車を思わせる、非貫通、上半分のみのブラックフェイスで、209系のような大型一枚ガラスのようです。前面オオイはキヤE195系を思わせる黄色で塗色されています。
前灯、尾灯は前面ガラス内の黒セラ上部に集中配置で、左右に尾灯、中央にLED前照灯を2つ配しており、方向幕はありません。助士側上部に移動禁止システムの表示器があります。
前面の下半分（黄色い部分）は一部が養生で隠されていますが、形状は平滑なように思います。ロゴが入る程度でしょうか。

屋根上にはキヤE195系のような作業灯、信号煙管、空調が見えます。空調が前面に近いように思うので、屋根上が混雑しているか、車体が途中までしか無い可能性があります。
床下は、特徴的な双頭連結器が確認でき、スカートはGV-E400系のようなスノープローを兼ねた形状です。またジャンパが並んでおり、スカートの開口部は非常に大きいです。空気管もありましたが、甲種用の仮設なのか、本設なのか分かりませんでした。

既に出場検査をするような建屋に収容されており、近日の登場が見込まれます。なお、敷地外周1ヶ所に「事業所内は撮影禁止」との掲示がありました。

JR東日本では、レール・砕石・車両輸送用新型車両導入との労組資料が明らかとなっていました。