寝台特急が再出発「カシオペア」「北斗星」JR貨物富山機関区で

北海道新幹線開業に伴い廃止となった「カシオペア」の電気機関車の改修工事が4日、JR貨物金沢支社富山機関区(富山市新冨居)で始まった。今後は貨物のけん引車両として大阪-青森間を走行する。同機関区では、昨年8月に引退した寝台特急「北斗星」の電気機関車が、けん引車両として活躍しており、佐々木望区長は「それぞれの第2の人生を温かく見守ってほしい」と話す。
JR貨物は2013年7月に「北斗星」を13両、「カシオペア」を2両、JR東日本から譲り受けることを決定。受け入れ先に、日本海側の貨物運搬の起点となっている富山機関区を選び順次、車両を運び入れていた。
「北斗星」はことし3月までに全車両の移動が完了。「カシオペア」は今月3日の深夜に富山機関区に到着した。残りの1両は5月中には届く予定。改修が終わり次第、運行ダイヤに組み込まれる。
同機関区は1日で約30両の電気機関車を動かしており、「北斗星」は青色の塗装のまま運行されている。カシオペアも今後、銀色の車両のまま運行される見込みで、佐々木区長は「走行している銀や青の車両を見かけたら、エールを送ってあげて」と呼び掛けた。


北日本新聞社 4月4日(月)20時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160404-00049689-kitanihon-l16

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