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SATS が「JRの設備/路線(西日本エリア)」グループに投稿しました。 5か月前
JR東海における踏切の特殊信号発光機(特発)について、新たな明滅パターンを展開していくことが業界誌から明らかになりました。
これまで、同社管内において特発が動作していたものの運転士が認知するのに時間を要する事象が複数発生し、調査の結果、赤色灯2灯回転では認知しづらい場合があることが判明したとしています。そこで、様々な明滅パターンを考案・検証し、机上・現地・実車評価の結果、全灯点滅(8.3Hz)の点灯パターンが最も認知しやすいことが判明しました。
これを受けて、具体的な導入範囲は示されていないものの、令和6(2024)年度より全灯点滅パターン対応の特発制御器を順次導入し、明滅パターンを変更していく計画としています。▼参考文献
・平山、川村、多田、武藤:「特殊信号発光機動作時の認知向上に向けた明滅パターンに関する検証」、鉄道と電気技術、 35(7)=915、p.18-22、(2024.07)