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  • SATS が「JRの設備/路線(西日本エリア) グループのロゴJRの設備/路線(西日本エリア)」グループに投稿しました。 2か月前

    JR西日本273系導入にあたっての地上設備改修等の概要が業界誌で明らかになっています。
    地上設備の改修として、信号設備では▽信号機の見通し改良(6箇所)、▽ATS整備(75箇所)、▽踏切制御改修(15箇所)を行ったとしています。新型車両が影響した事柄として、▽車両重心高さ変更による転覆判定値低下への対応(曲線用ATS地上子の設置)、▽加速性能の変更対応(車両性能向上に合わせ信号機・ATS・踏切改修等を実施)を行ったことが読み取れます(※施策リスクアセスメント「完成・竣工前」で当初抽出したリスクおよび実施内容)。
    通信設備では▽ITV整備(1箇所)、▽無線機整備(22個)を行ったとしています。
    このほか、273系運行開始場面では、山陰本線安来変電所および揖屋変電所の設備更新に伴い変成器設備が使用停止となる計画だったとしており、変電所停止時の対応としてノッチ制限等の施策を事前に検討したとしています。また、特急列車停車駅の美装化に合わせ、ホーム上設備の支障移転を行ったとしています。

    ▼参考文献
    ・古味、三上、川﨑、宮部:「新型やくも号の導入について」、鉄道と電気技術、 35(7)=915、p.51-56、(2024.07)

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