のと鉄道は3日、2026年度から導入する新型車両(電気式気動車)のデザインを4つの中から投票で決定しました(画像)。
また、石川県能登地域公共交通協議会(令和7年度第1回)の配布資料によると、メーカーが川崎車両と明言され、概算費用は約30億円とされました。1両あたり約4.3億円です。そのほか、ホーム嵩上げに別途4億円とされています。
車体の特徴から、川崎車両が展開するGreenDECと推定されていました。
一方、1両あたりの価格は、天竜浜名湖鉄道(約3.4億円)と比較すると9000万円上振れています(参考)が、オプションなど仕様によっては価格が変動する可能性があり、必ずしもGreenDECそのものの販売価格が上昇したとは限りません。
のと鉄道のホームページによると、採用されたデザインは次のように説明されています。
A案 風が吹き抜け朱鷺が舞う能登の里山里海
・能登の里山里海を吹き抜ける風に揺れる布のようなグラフィックを用い風を切って走る電車の様子を表現しました。
・車体の両側には、里山と里海をイメージした異なるカラーを使用し、豊かな自然を感じられるデザインとしました。
・のと鉄道を初めて利用する人は、ヴェールに包まれた新しい風を感じ、能登へ戻ってきた人や暮らす人を優しく包み込むような風として感じられる存在になるよう意識しました。また、能登の上空を舞うトキの姿を使用して能登の魅力が広く発信されていく様子を表現しました。
「[url=https://nototetsu.jp/newdesign/]のと鉄道新型車両デザイン選考投票 – のと鉄道[/url]」より
のと鉄道 新型車両デザイン決定! – のと鉄道
https://nototetsu.jp/news/%e3%81%ae%e3%81%a8%e9%89%84%e9%81%93-%e6%96%b0%e5%9e%8b%e8%bb%8a%e4%b8%a1%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%b1%ba%e5%ae%9a%ef%bc%81/
石川県能登地域公共交通協議会について | 石川県
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/shink/tiikikoukyoukoutuu.html
※令和7年度第1回(8/27開会) 配布資料
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/shink/documents/01_shiryouisshiki.pdf