モトM-112編成転用改造か

10月1日に長野総合車両センターへ入場しているE257系モトM-112編成ですが、装置保全に加え、転用改造を施行している可能性が高まってきました。

通例、E257系の装置保全は1か月弱で出場しますが、同編成は現在も工場外に姿を見せていません。
（6月15日に長野へ到着したモトM-107編成も7月10日に入場しており、1か月弱で出場しています。）

特に中間4両（モハE256-112、モハE257-112、サロハE257-12、サハE257-12）は、10月18日に建屋内に取り込まれたものの、22日までに屋外に戻っており、装置保全そのものに着手していない状況です。
仮に装置保全だけを目的としていた場合、大幅な工期の延長となってしまいます。

よって、M-107、M-111編成とは異なり、転用改造に着手した可能性が高いと思います。組合資料では転用改造は機器更新を併施するとの記述があったため、年内に出るかどうかという状況でしょうか。
なお、同編成が転用改造だった場合、中間車の工期は比較的短くなるはずで、抜かれている4両が新編成に組み込まれるか否かは、まだ判断できない状況です。

E257系は機関車との連結試験が今月数回行われており、配給を伴った改造入場も近々行われることが予想されます。

参考（M-112編成の動き）
10月18日：中間4両が工場内へ入場（動画）
10月22日：この日までに中間4両が工場内から廃車置き場へ移動（記事）

いよいよ始まりますか…
先日の185系に施された塗色もそうですが、新しく生まれ変わるE257系が楽しみですね。

改造工事としては塗色も含め半室グリーンをどうするか、付属編成の簡易運転台や着席ランプが設置されるかどうか（考えにくいですが注目となりそうですね。