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都営6300形列車無線更新を日立国際と契約へ
6314Fがデジタル列車無線対応の無線装置へ交換されている(別サイト)、都営6300形ですが、東京都電子調達システムにて「東急線列車無線デジタル化に伴う6300形列車無線装置更新」の見積経過調書(契約番号03-20921)が公開されています。昨年(2021年)12月14日の第1回見積もりでは、採用者は株式会社日立国際電気となっており、採用金額は約1億円です。
6300形は、6300形のうち1・2次車は6500形(日立国際製を採用)に置き換えられる見込みで、この無線装置が設置されるのは3次車とみられます。
なお、相鉄線乗り入れに必要と推測される三菱電機製デジタル列車無線装置を6300形へ設置する情報は今のところないことから、6300形の相鉄線乗り入れの可能性は引き続き低そうです。
東京都電子調達システム(トップページ)
https://www.e-procurement.metro.tokyo.lg.jp/index.jsp
※件名「三田線６３００形列車無線東急デジタル化対応改修」もしくは契約番号03-20921で検索
返信：特命随意契約（競争させない契約）とした理由として、「当該装置…
特命随意契約（競争させない契約）とした理由として、「当該装置は株式会社日立国際電気が設計・製造したものであり、技術情報が公開されていない」とされていますが、この「当該装置」の範囲が読み取れませんでした。
無線装置＝「当該装置」であれば、金額的にも6314Fだけが改修を受けるとの解釈が成り立ちます。空中線共用器など、周辺機器も含めた列車無線システム＝「当該装置」であれば、列車無線システムを東急デジタル化に対応するため改修する（新たな無線装置を6300形に乗せる等）ことになります。
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