Re：消えゆくブルートレイン

現実問題として利用率が20％程度では存続も無理なんですね。

ブルトレ廃止も、かつては新聞報道は普段は素知らぬ顔の癖にいざ廃止決定となると急にマニア寄りの視点になったりして、それはそれでシラケる物だったが、今回は利用率低いんだから仕方ない、みたいなムード漂い、プレス発表踏襲し過ぎじゃないかしら。
銀河なんて、最初から安楽死に持って行こうとする意向ありあり。東京～大阪なんて、最終のぞみに間に合わないが翌朝始発のぞみじゃ遅い、けどバス乗る体力ないし多少割高でもいいよって需要いくらでもある筈。なのに営業努力零。だって大体自動の指定券売機に入ってないでしょ。でもって、窓口は最近はどこも９時や１０時で終わり、これでは最終逃して何とかしたい様な客にアピール出来ず、常連とマニアだけの足になるのは明らか。本来ならそういうやむを得ず乗る様な客をいかに取りこぼさず獲得し設備の魅力などでリピーターに引き込むかを考えるべき。本気で営業するなら最終のぞみの下でクリック出来るようにするのが第一歩ですよ。乗車率なんてその結果の数字、なんか世間じゅう数値的評価、ってのに侵されてるから数字で出されると動かぬ証拠みたいに恐れ入ってしまう条件反射が蔓延してますが、違いますよね。そんな潜在需要の掘り起こしさえ怠ってるようじゃホントに安楽死を狙ってるか、民営化20年でニッチ需要の掘り起こしなんか…という大企業病に蝕まれてるかどっちかじゃないんですか。
先だっても乗りましたが、11月の普通の木曜なのに私の区画は四人しっかり。この箱は下は全部上も過半数が埋まっていました。いかに６両にまで落ちぶれてるとは言えね。これからはこれじゃなきゃダメだった時間帯は老骨に鞭打ってバスに乗るしかないんでしょうか、貧しい時代ですね。
東日本・西日本が旨味が少なくて消極的なら東海が乗り入れ料払ってでもポスト285新造して存続させて欲しいですね。東京大阪間は新幹線と併せてウチが責任持つ、みたいな感じでね。銀河という列車一本で採算考えるんじゃなしに、新幹線と込みで考えるか、いっそ文化事業（メセナ）と位置付けて。