25日に、総合車両製作所横浜事業所からE353系が出場し松本まで甲種輸送されました。
投稿ありがとうございます。
E353系の実車が出ましたが、一応、判明している点と不明な点をまとめておきます。
◇編成構成
昨日公開した編成表はこちらです。
https://4gousya.net/jr/4188.php
付属編成は全車両電動車ですが、公式プレスリリースには2M1Tという記載があり、クモハE353形、クモハE352形は連結面側のみを動台車とした0.5Mなのではないかと思います。モハE353形1000番台の制御装置も2群しかありません。
残念ながら台車銘板と配置を記録した情報を見つけることができず推測となります。(出場から1日たってもMT比すら分からないのは前代未聞ですね。)
2000番台は制御装置の形状から、純粋な1M車と思われます。
◇車体
公式プレスリリースと比べた変更点として、ロゴが変更されたこと、前照灯・尾灯が別々になったこと、スカート形状が変更されたこと、先頭車屋根のカバーが縮小されたことが挙げられます。
E259系と同様に、車体間ダンパが採用されています(写真)。
外観は各種写真サイトを参照ください。
◇艤装
制御装置は三菱製でモハE353形のみに搭載されています(写真)。おそらく従来のSi-IGBTではないかと思います。SIVは東洋電機製でモハE353形の近接車に搭載されています(写真)。
空気ばね車体傾斜制御装置を搭載しているため、コンプレッサの数は大幅に増え、12両中10両に搭載されています(編成表参照)。
なお、ブレーキ抵抗器がモハE353形1000番台に2台、他のモハE353形に1台搭載されていますが、外観からだと抵抗体が未搭載のように見えます(写真)。
◇台車
DT82/TR265系のようです(銘板の写真は未確認)。
車体傾斜制御を行う場合、従来の自動高さ調整装置が使えないため、高さセンサ箱が各台車のLV棒とつながるように搭載されています。これにより、高さセンサ箱を避けるために車体側ヨーダンパ受が変則的な形状となっています(写真)。
キハ261系などではLV棒と車体側ヨーダンパ受を逆に設置することで干渉を避けていますが、E353系では(上の写真のように)モハE353形の台車にリンク装置が搭載されており、このような配置になったのでしょう。
モハE353形にのみパンタグラフが搭載されていますので、このリンク装置は、架線追従装置の一部なのではと思いましたが、パンタグラフ(写真)を見ても架線追従装置の存在が分かりませんでした。制御装置絡みかもしれませんが詳細不明です。
なお、8号車のヨーダンパのみ塵除けの無いものが搭載されていました(写真)。
おそらく脱線に伴って予備品を取り付けたのではないかと思いますが、詳細は不明です。
以上、不明な点について情報がありましたらお寄せ頂きたく思います。