JR貨物が27両の直流電気機関車を発注（三菱が落札）

3月30日公開の鉄道車両等生産動態統計調査によると、今年2月にJR向け電気機関車27両を受注していることが分かりました。
本調査では、EF210形は交直流電気機関車に分類されており、今回の27両も交直流電気機関車に分類されています。

裏付けるように、4月1日公示の政府公共調達データベースでは、直流電気機関車27両を三菱電機が落札しています。
直流電気機関車について、2020年12月に東海道・山陽線用26両、伯備線用6両、中央線用7両を発注予定と明らかになっていました（参考・サイト未出）が、27両の入札を公示した際の納期は、東海道・山陽線用26両と合致しています。
EF210-300であれば、398号機まで受注したことになります。

3月30日公開の鉄道車両等生産動態統計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00600310&kikan=00600&tstat=000001059662&cycle=1&year=20220&month=11010302&stat_infid=000032187098&result_back=1&result_page=1&tclass1val=0
※PDFの11頁(PDF基準13/17)の表中に記載あり。

4月1日公示の政府公共調達データベース
https://www.jetro.go.jp/gov_procurement/national/articles/232273/2022040100960184.html

2018年度までにEF210-300は315号機までが落成しており、2019年度からの5年間で39両が発注されたことが2020年2月に分かっており、同年5月にはさらに17両が発注されています。今回の27両と合計すると発注両数は83両で、2018年度まで落成した両数を合計すると398号機になります。