北海道・函館本線で貨物列車が脱線

共同通信やNHKによりますと、今日午前1時40分ごろ、JR北海道函館本線・森―石倉間を走行していたJR貨物の貨物列車が脱線しました。
この影響で特急などの列車に運休などが発生しています。

JR函館線で走行中の貨物列車が脱線 特急列車など一部運休も | NHK | 鉄道
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241116/k10014640301000.html

北海道で貨物列車脱線、けが人の情報なし ｜ 共同通信
https://nordot.app/1230270573494240201

11/16 5:06 配信
11月16日、函館線　森～石倉駅間においてＪＲ貨物の貨物列車が脱線している影響により、一部列車に運休が発生しています。
札幌近郊　道央エリア　道南エリアhttps://t.co/UnbHcN4gDP pic.twitter.com/6eMQ4mW6LL

— JR北海道　列車運行情報【公式】 (@jrhokkaido_info) November 15, 2024

JR北海道・JR貨物はお客様にご迷惑をお掛けしているし、謝罪しました。

発表によると、列車は第3087列車（名古屋タ→川崎貨物→札幌タ）で、機関車+貨車20両の21両編成です。1時41分頃、運転士が後ろに引っ張られる感覚を認め非常停止し、車両点検を実施したところ、貨車5両（13軸）の脱線と、19両目と20両目の間での車両分離を認めました。
ケガ人はいません。

機関車停止位置は函館から53k129m、貨車20両目（最後尾）は52k683mです。19両目と20両目は約30m分離しました。また、脱線痕は鷲ノ木道路踏切のある52k090mから確認できるということです。脱線痕開始から車両最後尾までは約590mほど間があります。

脱線したのは貨車12両目（2軸・4軸）、15両目（2軸）、17両目（全4軸）、19両目（2軸・4軸）、20両目（全4軸）です。
また、踏切上で踏切1か所、その他2か所でレールが損傷しています。踏切では進行方向向かって右側のレール無くなっている状況です。レールが破断すると軌道回路で検知できますが、事故前に以上は認められていないということです。事故によってレールが損傷したのか、レールが損傷したことによって事故が発生したかは調査中となります。
さらに、盛岡タの輪重測定装置の通貨時のデータでは偏積は検知されていません。

運輸安全委員会により現場保全が出ており、復旧が見通せない状況で、終日運休が決定しています。
運輸安全委は鉄道事故調査官を2名を派遣し、現場を調査することにしています。

函館線　森～石倉間　貨物列車脱線について
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20241116_KO_3087lecture.pdf

JR貨物が函館線で脱線、15分前は異常なし　JR2社が会見で謝罪 [北海道]：朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASSCJ11TCSCJIIPE002M.html