東京メトロ2134Fに「ATP準備対応S/Wローディング済」表示

トピック:東京メトロ2134Fに「ATP準備対応S/Wローディング済」表示

SATS

東京メトロ2134Fに「ATP準備対応S/Wローディング済」表示

#48763
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モデレーター

本日までに東京メトロ2000系2134Fの運転台に「ATP準備対応S/Wローディング済」と書かれたラベルが貼付されていることを確認しました。
2024年度運用開始予定で準備が進められているCBTCシステムに関係する改造が施されたとみられます。

東京メトロのCBTCにおける車上装置については、業界誌*1に掲載されていた情報として「ATP車上装置」と「ATP車上無線装置」の大きく2つの装置から構成されることが明らかになっています。
これまでに同形式のほか、1000系、13000系の一部編成においてATP車上無線装置の構成要素の一つである車上アンテナの設置が確認されており、ATP車上無線装置の設置(あるいは改造)が進んでいることが窺える状況でした。
一方、ATP車上制御装置については現用のATCとの共用機器であるためソフトウェアが対応したかが不明であったほか、上記の車上アンテナが設置されてからもATP車上装置の構成要素の一つである速度検出装置DRSS(Doppler Rader Speed Sensor:ドップラー式非接触速度センサ)*2が搭載されておらず、本使用までの間にさらなる改造や機器追設が見込まれる状況でした。

今回、2134Fに貼付されたラベルによれば、前後の文脈からATP準備対応のソフトウェアをローディングしたと読み取ることができます。
同編成は初期改造編成では未搭載のDRSSを新製当初から搭載していたことから、今回のローディングでソフトウェアの準備が整ったのであればATP車上装置の構成要件を満たしたものとみられます。(DRSSは2133F以降の編成で新製当初から搭載)
今後、同様の動きが他編成に広まるのか動向が注目されます。

*1:小川「東京地下鉄丸ノ内線無線式列車制御システムの概要」、鉄道車両と技術、No.257、(2018.04)
*2:今堀、他「ドップラー式非接触速度センサのCBTC適用 : 速度・位置演算方法の確立と安全性評価の実施」、鉄道サイバネ・シンポジウム論文集、58、(2021.11)  https://id.ndl.go.jp/bib/031782941(国立国会図書館オンライン「NDL-OPAC」資料URL)

※サイト内参考ページ
▼編成ノート「東京メトロ中野検車区所属2000系◇CBTC設置工事」
▼フォーラム「東京メトロ丸ノ内線CBTC、運用開始は2024年度+進捗状況」
▼フォーラム「丸ノ内線でCBTC試験走行開始+日比谷線CBTC運用は2026年度中」

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