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去る8月29日に「鉄道駅バリアフリーに関する整備計画【都内駅】」が更新され、ホームドア整備についてこれまで明らかになっていた練馬区内に所在する池袋線・西武有楽町線の5駅(中村橋・富士見台・練馬高野台・石神井公園・新桜台)に加えて、東村山市に所在する新宿線東村山駅が新たに利用者10万人以下のホームドア整備優先駅に加わりました。
同駅は現在、連続立体交差事業(高架化)が進行中ですが、高架化に併せホームドアを整備するように予てから地元自治体が事業者に対し請願していた模様で、同日の東村山市議会における市長の所信表明にて「連続立体交差事業における新しい東村山駅のホーム供用開始に併せ、ホームドアを設置・稼働させていくこと」や工事費用の負担について自治体と事業者で合意したとしています。
これで今年8月発表の鉄道バリアフリー料金制度を活用したバリアフリー設備整備計画におけるホームドア整備数の内、2025年度までに整備予定の6駅17番線中6駅16番線(*1、*2)の内訳が判明しました。
*1 バリアフリー整備・徴収計画における備考欄で「一部番線整備済で未整備番線へ整備する駅を含む」としており、この条件に該当するホームドア既設駅は池袋駅のみですが、整備番線が現時点では不明
*2 東村山駅は現状:3面6線から高架化後:2面4線に番線数が減少、これを踏まえての値