500番台の転属

概要

孤立奮闘していたウラ80編成。
京浜東北線の209系500番台は、デジタルATC導入時の予備車として転入した2編成(ウラ80・81編成)と、試作車の置き換えのために転入した3編成(ウラ82~84編成)が在籍していました。
交通新聞に掲載された当時の計画では、2007年度中に全編成が京葉車両センターへ転属する予定でしたが、実際には2008年度末までに4本が転属し、残ったウラ80編成については中央総武緩行線に転用されました。

車番背景色の例

京葉線へ転用済の車両
中央総武緩行線へ転用済の車両

編成表(京浜東北線)

←大宮  浦和電車区所属京浜東北線用209系500番台  大船→
10号車 9号車 8号車 7号車 6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車








最終
確認日
工場入場
(東京)
置換編成
編成 クハ209 サハ209 モハ209 モハ208 サハ209 サハ209 サハ209 モハ209 モハ208 クハ208
80 516 561 531 531 562 563 564 532 532 516 09/09/10 09/09/10 ウラ173
81 517 565 533 533 566 534 534 517 08/11/11 08/11/13 ウラ137
567 568 08/--/-- 08/07/23 ウラ121
82 513 549 525 525 550 551 552 526 526 513 08/12/23 08/12/24 ウラ144
83 514 553 527 527 554 555 556 528 528 514 08/09/20 08/09/24 ウラ125
84 515 557 529 529 558 530 530 515 08/--/-- 08/07/23 ウラ121
559 560 08/11/11 08/11/13 ウラ137

京葉車両センターへの転属

転属したばかりの209系500番台。
転属後すぐにスカートの大型化が行われ、この姿は見納めに。
201系置き換えのため、4編成が転用されました。

転属計画

209系10連4本転入

ウラ81・84編成の変則的な転用

ウラ84編成の転属直前に、ウラ81編成の付随車2両(4・5号車)が沿線火災に巻き込まれたため、急遽2両の修理を兼ねた転用計画が組まれました。具体的には、両編成の付随車2両ずつをトレードし、ウラ84編成8両とウラ81編成2両を先に転用する形になりました。
両編成の転用後、付随車2両が本来の編成に戻っているのが2009年3月に確認されました。

編成表(京葉線)

←蘇我  京葉車両センター所属京葉線用209系500番台  東京→
10号車 9号車 8号車 7号車 6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車








編成 クハ209 サハ209 モハ209 モハ208 サハ209 サハ209 サハ209 モハ209 モハ208 クハ208 工場出場
31 513 549 525 525 550 551 552 526 526 513 09/01/27
32 514 553 527 527 554 555 556 528 528 514 08/11/06
33 515 557 529 529 558 567 568 530 530 515 08/09/22
34 517 565 533 533 566 559 560 534 534 517 09/01/13

中央総武緩行線への転用

京葉車両センターの209系500番台の編成番号は、新造順に整理された番号になりました。しかし、ケヨ35編成にならないと不自然なウラ81編成が、ケヨ34編成としてウラ80編成の枠を潰すように転用された事から、ウラ80編成が他線区に転用される可能性が濃厚になりました。

転属計画

209系10連1本転入

山手線の6ドア車置き換えに伴う転用

山手線の6ドア車を4ドア車に置き換える際、サハE231形が大量に新造されます。
この新造されたE231系付随車を輸送する際、伴走する編成が必要なため、今回のウラ80編成を三鷹車両センターに転用し、三鷹車両センターのE231系を捻出しました。

編成表(中央総武緩行線)

←千葉  三鷹車両センター所属中央総武緩行線用209系500番台  三鷹→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車








編成 クハ209 サハ209 モハ209 モハ208 サハ209 サハ209 サハ209 モハ209 モハ208 クハ208 工場出場
516 516 561 531 531 562 563 564 532 532 516 09/12/09
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