JR東日本機器更新は部分更新に変更(E233系戸閉装置も部分更新)

トピック:JR東日本機器更新は部分更新に変更(E233系戸閉装置も部分更新)

スレッド:E233系
「E233系」スレッドのノート

◇中央快速・青梅線向け0番台の動き
★ホームドア対応・TASC搭載改造(FD改造)が進行中→詳細
現時点での進行状況
★ホーム検知装置取り付け改造(F検知)が進行中
現時点での進行状況
★グリーン車組込み準備工事を2019年から順次施工(詳細
・施工内容は、省令対応に伴うトイレ設置、トイレ設置に伴う編成組み換え、SIV増設など(詳細)。
・2019年5月27日から運用開始(詳細)。
・現時点での施工済み編成はサイトを参照。
★グリーン車の組込み予定
・対象は既存編成より少ない58編成。早くても2024年度末以降からグリーン車を運用予定(詳細)。
・2022年7月12日にグリーン車が落成・出場し、豊田車両センターまで甲種輸送。(詳細
・関連コンテンツ
https://4gousya.net/jr/4535.php
★ワンマン運転対応改造
・2023年春より、青梅線青梅駅〜奥多摩駅にてワンマン運転か開始予定で、改造対象は4両編成で改造に1編成あたり1.5〜2ヶ月を要する(詳細)。
・例えば青463編成の場合、改造時にP521編成へ変更(詳細)
・関連コンテンツ
https://4gousya.net/notes/18489#80205bed

◇埼京・川越線向け7000番台の動き
・相鉄直通に伴い7編成を増備。
 ハエ132・・・運用中(2019/03/13~)
 ハエ133・・・運用中(2019/05/31~)
 ハエ134・・・国府津疎開→運用中(2019/09/04~)
 ハエ135・・・高崎疎開→運用中(2019/11/27~)
 ハエ136・・・田町疎開→直通試運転→運用中(2019/11/14~)
 ハエ137・・・田町疎開→直通試運転→運用中(2019/11/16~)
 ハエ138・・・東大宮疎開→田町疎開→直通試運転→運用中(2019/11/13~)
・相鉄直通に伴い、既存編成の改造工事を順次施工(詳細)。
 ・2018年度に7編成、2019年度に24編成を改造予定(詳細)。

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JR東日本機器更新は部分更新に変更(E233系戸閉装置も部分更新)

#84495
南瓜西瓜
モデレーター

JR東日本の新系列車両などで行われてきた車両主要機器の機器更新ですが、従来の装置一式交換する方式から、一部機器のみ交換する部分更新に変更されたことが、R&M : Rolling stock & machinery 2024年5月号に掲載された「E233系戸閉装置におけるスクリュー軸の機器更新後のメンテナンスについて」において明記されました。

その実例として、同記事では京浜東北線・根岸線E233系1000番台のスクリュー式戸閉装置が制御装置(LCU)とモータのみ更新されていることが明らかにされています。
同番台は労組資料で機器更新の実施が明記され、その後外観上は一部中間電動車の主制御装置(VVVF)のみ交換されて出場する動きが続いています。
出場した編成は戸閉スイッチが未更新の状況でしたが、実際は視認不可能な別の部品のみが部分的に更新されており、「戸閉装置の機器更新」は正式に実施されていたことになります。同時に、全電動車に及ばなかったVVVF交換も、この機器更新方針変更に基づいた意図的な仕様であることが考えられます。
なお記事の主旨とは異なるため、E233系の全ての機器更新メニューや、E231系で見られた号車毎の更新状況相違に関する情報は掲載されていませんでした。

趣味的にも注目される動きであったJR東日本における機器更新ですが、今後は考え方が大きく変わることが窺え、従来と比較して軽微な動きとなっていくのかもしれません。

◆2024年協会誌「R&m」5月号|バックナンバー|協会誌|JRMA 一般社団法人 日本鉄道車両機械技術協会
http://www.rma.or.jp/paper/backnumber/2405.html

◆E233系戸閉装置におけるスクリュー軸の機器更新後のメンテナンスについて : 2023年度全国「車両と機械」研究発表会 優良賞 受賞 (研究発表会) | NDLサーチ | 国立国会図書館
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I033534971

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