GV-E400系八高線小川町まで入線

7/31に高崎車両センターへと回送され、その後上越線で試運転を行っていたGV-E400-9ですが、本日、八高線小川町駅へ回送されました。

9/2 回9224D GV-E400-9

GV-E400系が八高線に初入線?
高崎から小川町まで回送されました。コントロールラン試験で深夜に走るようです。

ゲリラ豪雨に襲われたので走行カットは後日に回して顔合わせを。秋田の気動車と東武の電車が並ぶ光景、異世界感がハンパねぇ。今後の動きに注目? pic.twitter.com/WDUif6Eru1

— りも (@Ri_Mo_rkkA) September 2, 2020

深夜に試運転が行われるかもしれません。

https://www.jreast.co.jp/press/2020/20200903_ho02.pdf

本日付けで、JR東日本本社からのプレスリリースがありました。
衛星と車上をGNSS(注:GPSやみちびきといった測位システムです)により交信して測位し、その後に車上と中央装置を4G LTE通信で交信して列車検知をさせることで踏切の制御や速度制御を行う、新たな列車制御システムを開発中であるとの内容です。
プレスリリース中に、新システムの内踏切制御の機能を今回八高線で試験開始するとの記載がありました。
また2020年9月～2021年1月の間に、高崎～高麗川でGV-E400系を使用した走行試験を実施するとの内容の記載もプレスリリースにありました。

この様な経緯があったため、GV-E400系秋田車の高崎支社側への貸し出しと上越線/八高線への入線と相成った模様です。
また少なくともGV-E400-9に、仮設か本設か不明であるものの新列車制御システムを搭載していると言えます。

入線目的が分かったところですが、同車は3日未明のうちに高崎へ戻ったようです。
来年1月までということで、しばらく姿を見ることができそうですね。

青いGV-E400を横目に、終点の高崎に到着！#ろくたま新潟2020 pic.twitter.com/kQGeoXbs8q

— ﾛｸﾀﾏ (@mato106_154) September 3, 2020