本日、東京臨海高速鉄道より、新型車両71-000形の導入が発表されました。
現状の情報をここにまとめます。
製造場所
マイナビニュースより、総合車両製作所と判明しています。
導入時期
導入時期ですが、営業開始が2025年下半期と発表されており、完全置き換えは2027年上半期となっています。逗子で
イメージ画像から読み取る
イメージ画像から読み取れる情報をまとめました。(内装→外装の順番)
- 荷物棚がE231以前とE235系のコストカット仕様で使われているパイプ式
- 袖仕切りがE235系0番台のものと同じ透明なもの
- 吊り革、内部切妻が紺色
- 二画面LCD
車内については、違和感がそれほど感じない範囲で、コストカットされてると言えるでしょう。
車両データ
要約すると、
- クラッシャブルゾーン
- 車体幅の拡張
- 視認性の高い車内案内表示器の搭載
- 全車両への防犯カメラ設置、通話機能を有した非常通報器の搭載
- 現行車両(70-000系)よりも車両床面の高さを 50mm低くする
- 各車両にフリースペースを設置
- ドアの開閉を光の点滅および「ピンポン」音で知らせる「ドア開閉予告装置」
- 開いているドアの位置を「ピンポン」音で知らせる「誘導鈴機能」の搭載
- 手すり・吊手の利便性向上
- 主要機器の二重化
- Sustina車体(イメージ画像のみ)
となっています。
これらの仕様は、E233系、E235系の仕様と共通しており、メンテナンス委託先のJR東日本に合わせたと考えられます。このどちらをベースにしているのかは、機器類の詳細が発表されるまで不明と考えられます。(Sustinaの採用での判断は、E233系ベースでSustinaを採用した相鉄12000形の事例があるので不適当)
同じ乗り入れ先の相模鉄道がJR乗り入れのために製造した12000形は、E233系に仕様が極力合わせられており、東京臨海高速鉄道も同じようにE233形に仕様を合わせる可能性があります。
付随車や電動車の位置は70-000形のそれを継承しているらしいので、これに当てはまるものは、山手線E235系から10号車を抜いた場合と、中央線E233系になります。
搬入場所
可能性として、2つ挙げられます。
大崎まで甲種輸送後、八潮まで自走
全線開通後、70-000形の増備車の搬入に使われたルートです。東京総合車両センターで受け取り検査を行い、その後、車両基地のある八潮まで自走で回送できます。
新習志野まで甲種輸送後、八潮まで自走
京葉車両センターで受け取り検査を行い、その後八潮に回送するルートです。東京テレポートでの折り返しが不要になりますが、全線開通後に前者のルートを使ってるので、可能性は低いと思われます。
70-000形の今後
こちらのノートを参照してください
そのほか
このノートは DE10-cc さんの見解です。
このノートにはコメントがありません。