あらすじ
東京臨海高速鉄道は、1996年から2004年までに製造された、JR東日本209系をベースとした70-000系電車を使用してきました。
登場から20年程経過した2018年に東京臨海高速鉄道がこの車両の置き換えを発表してから5年が経過し、様々な情報が出てきているので、ここで一度情報をまとめることにしました。
導入時期
導入時期ですが、東京臨海高速鉄道が発表した経営改革プラン2023年度改訂版と、6月に発表された有価証券報告書を照らし合わせてみると、仮に計画に変更がないと考えた場合、今年度中に1編成導入される確率が高く、他の車両も来年度以降3編成が登場すると思われます。
車両のデータ
東京臨海高速鉄道が7月に発表したサステナビリティファイナンス・フレームワーク(https://www.twr.co.jp/Portals/0/resources/enterprise/rinkai_sustainability%20finance%20framework.pdf)には、
- クラッシャブルゾーン
- 車体幅の拡張
- 視認性の高い車内案内表示器の搭載
- 全車両への防犯カメラ設置、通話機能を有した非常通報器の搭載
- 現行車両(70-000系)よりも車両床面の高さを 50mm低くする
- 各車両にフリースペースを設置
- ドアの開閉を光の点滅および「ピンポン」音で知らせる「ドア開閉予告装置」
- 開いているドアの位置を「ピンポン」音で知らせる「誘導鈴機能」の搭載
- 手すり・吊手の利便性向上
の記載があります。しかしながら、これらすべてはE233系、E235系の仕様と共通しており、また両方とも5年以内の新造実績があるので、どちらをベースにしているのかは、機器類の詳細が発表されるまで不明と考えられます。(Sustinaの採用での判断は、E233系ベースでSustinaを採用した相鉄12000形の事例があるので不適当)
同じ乗り入れ先の相模鉄道がJR乗り入れのために製造した12000形は、E233系に仕様が極力合わせられており、東京臨海高速鉄道も同じようにE233形に仕様を合わせる可能性があります。
搬入・搬出場所
可能性として、2つ挙げられます。
大崎まで甲種輸送後、八潮まで自走
全線開通後、70-000形の増備車の搬入に使われたルートです。東京総合車両センターで受け取り検査を行い、その後、車両基地のある八潮まで自走で回送できます。
新習志野まで甲種輸送後、八潮まで自走
京葉車両センターで受け取り検査を行い、その後八潮に回送するルートです。東京テレポートでの折り返しが不要になりますが、全線開通後に前者のルートを使ってるので、可能性は低いと思われます。
70-000形の今後
乗り物ニュース(https://trafficnews.jp/post/126284)によると、今後全編成が置き換えられる予定で、70-000形は譲渡も含めて検討しているが、現状は未定としています。
仮に譲渡されるとした場合、譲渡先として有力視されているのは、「サステナ車両(譲渡車両の西武鉄道内での呼称)」を導入すると発表した西武鉄道でしょう。
…と言っていましたが、9月26日に西武鉄道が小田急8000系と東急9000系を導入すると発表したので、この可能性はほとんどなくなりました。
そのほか
確証はできませんが、2014年にりんかい線公式Twitterが、
りんかるだよ。山手線に新型車両が入るんだね。うわぁ!E235系だ。70-000番台ができないかなぁ
というツイートを投稿しており、可能性は低いと思いますが、置き換え車両にE235系が検討されていると受け取れることが可能です。
このノートは DE10-cc さんの見解です。
235系に、合わせるんじゃ無いですかね?ワンマン化も🧐考えているかもね~🤔
どのくらいで置き換えられるんですかねー
a
233けいくるんじゃないかな🤔🤔🤔🤔🤔
直通先の埼京線で233使ってるし使用統一図っても良さそう
りんかい線新車は近畿車輛。
個人的には機器類E233系、外装・内装はE235系モチーフだと思う
加減速度などを揃えるためにE233ベースで開発、外装・内装はJR最新型であるE235系ベースと予想する
制御伝送システムだけ見ても70-000はMON、E233はTIMS、E235はINTEROS
JRの主要路線で3種類以上の伝送機器使うほど非効率的な事をするとも思えないので車体構体以外はE233ベースの新型の可能性が高いと思う
相鉄12000形のコピーかな