私なりの予想ですが、シールが張られた編成は房総特急に運用されることはあまりないのではないかと予想しています。
もちろん突発的な事象による代走等はあるとは思いますが、基本的には豊田車両センター常駐で波動輸送等に充当されるものと思われます。
理由としては2つあり、
1つめは189系廃車による波動輸送を担ってきたこれまでの実績です。
2018年3月ダイヤ改正に合わせてNB-10編成・NB-11編成・NB-12編成が豊田に送り込まれましたが、それと前後するように189系が廃車されました。
それ以後「ホリデー快速富士山」など多くの臨時列車にE257系500番代が充当されてきた実績をみても、E257系500番代が189系を置き換えたという見方ができるのではないでしょうか?
2つ目は「ホームライナー千葉」号廃止に伴う幕張車両センター所属E257系500番代の運用減少です。
この3月のダイヤ改正で「ホームライナー千葉」号が廃止され快速列車が増発されました。
[ http://aburasobadebu.lemonblog.co/entry/13/ ]
上記サイトは幕張所属の255系・E257系の運用表です。2017年のダイヤ改正時の情報を元に編集された情報ですが、2018年3月ダイヤ改正では房総方面の特急について特に大きな変更はないことから上記サイトの情報にもあまり変化はないものと思われます。
先に挙げた運用表を参考とするとE257系500番代の運用のうち「ホームライナー千葉」号に絡んだ運用は3運用見られます。
3運用中2運用は朝方「わかしお」の運用を持っていますから完全に削減することはできないとしても、少なくとも1運用は削減できると思われることから所要12運用となり、19本が配置されている幕張所属車では更に余剰車が増加したことが考えられます。
参考:2018年3月ダイヤ改正概要(JR東日本 千葉支社)
[ https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1712_20171215-2018kaisei.pdf ]
こうした状況で豊田車両センター常駐車を幕張へ戻して房総特急に運用することは可能性としては乏しいと考えられます。
今回のダイヤ改正前に行われたNB-10編成・NB-11編成・NB-12編成3本の外装変更も波動輸送に特化した車両であることをアピールするために行ったのではないかと推測されます。