西日本各社の検査体制

JR東海 新幹線

【N700S・N700A】
全般検査:160万キロまたは40箇月以内
台車検査:80万キロまたは20箇月以内

【N700系改造車】
全般検査:120万キロまたは36箇月以内
台車検査:60万キロまたは18箇月以内

全般検査は浜松工場で実施。
台車検査は大阪台車検査車両所で実施。

在来線(313系以降)

全般検査:120箇月以内
重要部検査:80万キロまたは60箇月以内

いずれも名古屋工場で実施。

JR西日本

新幹線

N700S、N700A、W7系
全般検査:160万キロまたは40箇月以内
台車検査:80万キロまたは20箇月以内

上記以外
全般検査:120万キロまたは36箇月以内
台車検査:60万キロまたは18箇月以内

北陸新幹線は白山、山陽新幹線は博多で実施

在来線電車(207系以降)

2017年4月に変更
距離保全:前回の距離保全から80万キロ以内
期間保全:前回の期間保全から120箇月以内(10年)

距離保全は輪軸など使用によって劣化するもの、期間保全はゴムなど経年によって劣化するもの。
それぞれ独立した検査体制である。

在来線電車(上記以外)

全般検査:96箇月以内(8年以内)
要部検査:60万キロまたは48箇月以内

気動車・客車(35系以降)

全般検査:96箇月以内
要部検査:50万キロまたは48箇月以内

客車(上記以外)

交番検査(指定取替):40万キロまたは36箇月以内
全般検査:80万キロまたは72箇月以内

電気機関車

全般検査:72箇月以内
台車検査A:20万キロまたは18箇月以内
台車検査B:40万キロまたは36箇月以内

台車検査A→台検B→(台検A→台検B→)全検

ディーゼル機関車

交番検査A:2.5万キロまたは90日以内
交番検査B:12.5万キロまたは18箇月以内
全般検査:52万キロまたは72箇月以内

名古屋鉄道

重要部検査:60万キロまたは4年以内
全般検査:8年以内

全検施工個所
本線→舞木検査場
瀬戸線→尾張旭検車支所

※9100系・9500系も3年周期で分解・出場試運転を伴う検査を実施
→全重検方式は現時点で採用せず。
※全検・重検の見分け方法は調査中

京阪電鉄

重要部検査:60万キロまたは4年以内
全般検査:8年以内

6両編成以上は3~4両に分割して実施。
6両編成は35日工程で出場

2013年よりVVVF車両と一部の直流車両の重検は非分解で実施。
→事実上の新重検方式
→6000系以降が対象?

南海電鉄

重要部検査:60万キロまたは4年以内
全般検査:8年以内

全般検査は8日間、重要部検査は6日間、塗装車両は+1日の工程で実施。

※4両編成以上は全重方式を採用。
※床下の塗装状況で判別可能。
※8300系などでは一部塗装省略、8年周期で千代田工場で出場本線試運転を伴う検査を実施。
→新重検方式を採用?

近畿日本鉄道

A・B検査方式を採用
全検は両検査
重検は片検査
2両単位で工期は7日間。

シリーズ21以降は非分解による新重検が可能(2018年現在は未実施?)。

阪急電鉄

※1000・1300系導入前の情報

AB検査方式を採用
全検で先送りにした検査を重検時期に実施するなど柔軟に対応。

※1000系・13000系では6年おきに正雀工場で検査を実施(重検は各車庫で実施?調査中)
→新重検方式採用の可能性。

熊本市交通局

全般検査:8年以内
重要部検査:4年以内

※その他、48時間を超えない範囲で「要部検査」、15日を超えない範囲で「交番検査」、2箇月を超えない範囲で「二月検査」が存在

ソース

各社報道発表資料ほか
鉄道ピクトリアル各号
事故調査報告書

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