本日、E235系の報道公開が東京総合車両センター構内で行われました。
上記2件のノート
報道内容は概ね既報の通りでしたが、量産車の投入スケジュールが初めて報道されています。
複数のメディアで2020年ごろまでに山手線をE235系に統一することが報道されており、既報の「2018年秋まで」という情報より曖昧かつ遅い時期とされています。
また、NHKでは「ことし秋ごろから山手線で新型車両の運行を1編成で始め、3年後から順次、現在の車両と置き換えていく」と、量産車の投入が2018年から行われると報じています。
今回の報道に対する「2020年ごろまで」の解釈は意見が分かれるところだと思いますが、量産先行編成は、主制御器や補助電源装置のメーカーが統一されていない状況なので、南武線向けE233系の直後に量産編成を新製することはスケジュール的にも困難な状況でした。
一方で「3年後」を最短で見積もったとしても南武線と山手線の間に24か月の空白ができますので、新津だけでも新潟地区向けE129系以外に450両程度の製造能力が余ることになります。
新規線区への新製投入を行うのであれば、近日中にプレスリリースがあるのが通例でしょう。疎開している211系の動きや、各線区の205系に対する細かい改造などに注目していきたいです。