返信先: 京成中期経営計画公表(2027年度までに3200形90両導入)

返信:中期経営計画で触れられたそのほかの情報について、補足します。…

#99576
くらがの
参加者

中期経営計画で触れられたそのほかの情報について、補足します。

まず、成田空港関連についてです。
成田空港は2029年3月に3つの滑走路(C滑走路)の供用が開始され、発着数が大幅に増加し、需要が高まることが予測されています。呼応するように、空港運営会社(NAA)は3つあるターミナルを、新しい旅客ターミナルに集約(ワンターミナル化)することや、ワンターミナルの新駅整備などで計画概要がとりまとめられています。

成田空港の輸送力を改善・増強するため、単線区間の複線化が明記されています。
今年3月の会合で、複線化することで、NAAとJR、京成電鉄など意見が一致したと報道されています(3/16「朝日新聞電子版」)。

また、成田スカイアクセス線において、線路容量や線形等の施設上の課題があるとし、既存施設の改良について検討を進めると明記されています。

さらに、2040年代までに想定される成田空港のアクセス強化に係る概算投資額8000億円の内訳が掲載されています。
1)新型有料特急の導入
 D2:100億円、D3:300億円程度(累計400億円程度)
2)宗吾車両基地拡充工事 
 D2:270億円、D3:150億円程度(累計470億円ていど)
3)次期スカイライナー車両の導入
 2030年代半ばまでに700億円程度
4)新旅客ターミナルに伴う駅整備
 2030年代半ばまで1000億円程度
5)成田空港周辺の単線区間の複線化
 2030年代後半までに2000億円程度
5)その他、空港アクセス強化に向けて見込まれる試作
 2040年代後半までに3500億円程度

2025年4月に試算し、全てが京成電鉄負担とはならないとし、更に具体的な事業内容によって投資額といった計画は大幅に変更となる可能性があると触れています。

安全性・環境性の追求として、D2プラン期間中に、既存施設・鉄道車両の更新等で1650億円の投資が必要になるとしています。

既報の情報ではありますが、宗吾車両基地の拡張、高砂駅連続立体交差事業や改良などの記述があります。

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