肥薩線2033年度頃に復旧へ JR・熊本県が合意

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肥薩線2033年度頃に復旧へ JR・熊本県が合意

#98392
くらがの
参加者

2020年7月の豪雨災害で被災し運休が続く肥薩線について、八代ー人吉間51.8キロについて、熊本県とJR九州が3月31日に2033年度の運転再開を目指すことで最終合意し、翌4月1日に熊本県木村知事とJR九州古宮社長が合意書を交わしました。本年度から調査や設計に着手することなります。

八代ー人吉間の復旧概算費は約229億円と試算されており、国などの復旧制度、補助制度を活用し、JRの負担は1割の約25億円となります。
駅舎など施設の運営・管理を自治体が指定する第三種鉄道事業者が担い、JRは運行に専念する上下分離方式が導入されます。維持管理費は年7億4000万円程度です。これも国の補助制度や、交付税措置を活用し、沿線市町村の負担は2億円程度に抑えられる見通しとなります。
復旧前は6億2000万円の赤字でしたが、5億6000万円に赤字額を圧縮できると試算されています。
JRは利用客の少ない瀬戸石駅、海路駅、那良口駅の廃止を提示し、県は了承しました。

また、県や沿線自治体は「復興アクションプラン」をまとめました。それによると、▼新たな観光列車の導入(初期投資10億円、15年間の運営費3.5億円)、▼くま川鉄道や、JR新八代駅への直通運転(初期投資7億円、15年間の運営費は今後精査)など20の施策が盛り込まれ、初期投資114億円、15年間の運営費63億円以上を投じる内容となります。
プラン実現に向け、県・自治体およびJRで施策ごとに検討組織を設け、3年毎の中期経営と単年度計画を策定し、進捗を管理する組織も2025年度内に設置されます。

一方、鹿児島県や宮崎県を通る人吉ー吉松間35.0キロの復旧などについての方針は決まっておらず、別途協議することなります。
復旧費は運休区間全体で約235億円と試算されています。人吉ー吉松は約6億円です。

*1 4月1日、2日「熊本日日新聞」
*2 4月1日「日本経済新聞」(九州沖縄 地域面)

JR肥薩線(八代~人吉間)の鉄道での復旧に関する最終合意書の取り交わしについて
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2025/04/01/250401_jr_hisatsuline_final_agreement.pdf

鉄道:JR肥薩線検討会議 – 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk7_000026.html

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