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  • SATS が「JRの設備/路線(東日本エリア) グループのロゴJRの設備/路線(東日本エリア)」グループに投稿しました。 2か月前

    列車・車両に直接関係しない話題ですが、東北本線小山~黒磯間の特高送電線路(東北連絡送電線)について、2025年1月廃止に向けて沿線の電鉄用変電所で切換工事が進行中であることが業界誌の記事から明らかになりました。

    従来、受電設備を持つ電鉄用変電所が限られており、沿線の他の変電所へ電力を供給する役割を担っていたのが特高送電線路・東北連絡送電線です。ただ、これまでに▽1996年に蓮田~小山間4変電所切換と亘長55.3㎞の特高送電線路の廃止、▽2020年に小山~宇都宮間4変電所切換と亘長30.3㎞の特高送電線路の廃止と、段階的に設備規模を縮小させてきたとしています。
    そのうえで、2024年現在は残る亘長60.5㎞の特高送電線路の2025年1月廃止に向けて、宇都宮~黒磯間の電鉄用変電所で切換工事を行っているとしています。この取り組みにより、対象区間にある変電所全てが電力会社からの受電設備を持つとともに、いずれも2回線受電とすることで運用制限が軽減することが期待されます。

    ▼参考文献
    ・佐藤、塩川、高木:「66kV東北連絡送電線の廃止に向けた電鉄用変電所の切換工事概要について」、鉄道と電気技術、 35(7)=915、p.41-45、(2024.07)

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