過去に常磐緩行線でドライバレス運転の導入が検討

トピック:過去に常磐緩行線でドライバレス運転の導入が検討

スレッド:JR東日本の設備/路線
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過去に常磐緩行線でドライバレス運転の導入が検討

#71826
みやがわ
モデレーター
突然暑くなるの、やめてくれませんか。 表示

現在、常磐緩行線ではJR東日本で唯一、自動化レベルGoA2の自動運転が実施されていますが、過去に自動化レベルGoA2.5「緊急停止操作等を行う係員付き自動運転」の導入も検討していたようです。

2014年4月、常磐緩行線へ2020年頃にCBTCの導入に向け、仏タレスに設計作業を委託する契約を締結しましたが、2017年に「既存の運行管理システム「ATOS(アトス)」との整合性や鉄道無線で使う周波数の違いなどを克服するには設備投資がかさみ、費用対効果が見込め」なかったため、導入を断念したことが明らかになりました。

この間に、次のようなことも検討されたようです。

2012年頃から、海外で普及しつつあったCBTC(Communications-Based Train Control、無線式列車制御システム・自動運転・運行管理システムのトータルシステム)を常磐緩行線に導入すべく、数年かけて検討を行った。この検討では、CBTCのATO機能により通常の運転操作のすべてを自動化し、前方監視を行う係員が列車前方に乗務する「緊急停止操作等を行う係員付き自動運転」(GOA2.5)を導入することも検討した。

*1 鈴木康明. JR東日本におけるワンマン運転の拡大・自動運転の導入に向けた取り組みと技術開発. JR gazette. 81(1)=895:2024.1,p.16-22.

前述するように、タレス社のCBTC導入は断念されたため、CBTCによるドライバレス運転は実現されませんでした。
CBTC導入断念が伝えられた際、日刊工業新聞は「次世代の列車制御は日立製作所、三菱電機と共同で開発した無線式列車制御システム「ATACS(アタックス)」を軸に進めていく」と報じました。

2021年3月より、常磐緩行線にて、JR東日本で初めて自動化レベルGoA2の自動運転を始めました。現在は運転士も車掌も乗務しており、ドライバレス運転は実施されていませんが、2019年に常磐緩行線へのATO導入が発表された際には「将来のドライバレス運転を目指したATOの開発を進めて」いくとの記述があり、山手線や京浜東北線への高性能ATOの開発・導入にも活かされているようです。

2021年12月、山手線と京浜東北線にATACSの導入とATOの高性能化を行い、自動化レベルGoA2の有人自動運転を導入予定とし、将来的には自動化レベルGoA3を目指すと発表しました。
常磐緩行線では2024年度下半期にワンマン運転を開始する予定ですが、ATACSの導入など計画は現時点でないと見られ、ドライバレス運転の実施も当面はないものと考えられます。

※関連サイト内関係記事
関東大手民鉄・地下鉄の保安装置更新時期④設備動向編

常磐線の自動運転公開 13日から運用、JR東で初

▼次世代の列車制御、JR東日本が海外方式の導入を断念|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
https://newswitch.jp/p/10679

▼JR東が常磐緩行線に自動運転導入、営業エリアで初|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
https://newswitch.jp/p/19561

▼JR東日本、常磐線で自動運転導入 3月13日から – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ081ZR0Y1A300C2000000/

*1 鈴木康明. JR東日本におけるワンマン運転の拡大・自動運転の導入に向けた取り組みと技術開発. JR gazette. 81(1)=895:2024.1,p.16-22.

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