2023年中にCOSMOS設備更新(第3世代が運用開始)

トピック:2023年中にCOSMOS設備更新(第3世代が運用開始)

スレッド:JR東日本の設備/路線
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2023年中にCOSMOS設備更新(第3世代が運用開始)

#83414
みやがわ
参加者
突然暑くなるの、やめてくれませんか。 表示

COSMOS=新幹線総合システムが2023年中に更新および改修されたことが、鉄道と電気技術5月号より明らかになりました。更新および改修は「第3世代COSMOS設備更新および富山、金沢、白総車連動変更」と「敦賀延伸」の2段階で実施され、COSMOS設備更新などが2022年5月27日夜、敦賀延伸が同年11月12日夜に切り替えが実施されました。当初は2022年度に更新予定でしたが、敦賀延伸開業が1年遅れたため、COSMOS更新も後倒しとなったようです。

従来のCOSMOSは自社の回線や事業者の専用線を使用した閉鎖されたシステムでしたが、第3世代ではタブレット機能が追加されました。
具体的には、乗務員行路変更などは司令から乗務員へ電話やFAXで伝達されており、伝達遅れによる列車運行への懸念があったようです。また、駅社員へのお客さまからの運行情報の問い合わせにおいて、司令または専用端末で確認する必要がありましたが、これらをタブレットで確認できるようになりました。
これにより、タブレットを活用した乗務員への伝達や駅社員への運行情報提供が実現されました。。

また、敦賀延伸COSMOS改修では、敦賀駅〜敦賀車両基地において上下線それぞれに回送線があるため、複線双方向運転(下り線でも出区、上り線でも入区が可能)の要望がJR西日本運輸部門からあったようです。
東北・上越・北陸新幹線には複線双方向運転区間がないため、これに対応するための改修が行われました。さらに、敦賀駅の到着番線を変更した場合、回送線の変更を提案する仕様に改修(着発線変更時の経由回送線変更支援)が実施されました。

一方、以前言及されていたとされるATOなどについての記述(参考ポスト)はありませんでした。
なお、2018年の労組資料※要ログインによると、2027年頃にATCの更新が計画されています。

参考資料
*1 清和幹雄、中條 洋平、高橋健太郎(東日本旅客鉄道 電気システムインテグレーションオフィス プロジェクト推進部 輸送システムユニット/新幹線統括本部 東京電気システム工事区/電気システムインテグレーションオフィス プロジェクト推進部 輸送システムユニット)「新幹線総合システム(COSMOS)設備更新・北陸新幹線(金沢・敦賀間)COSMOS改修」、鉄道と電気技術、2024、第35巻(通巻913号)、p.68-74

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