JR東日本の機関車・客車の現状

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DE10-cc さんの個人ノート

全廃の予定があるJR東日本の機関車ですが、24年度の全廃は不透明であるということがわかっています。ここで、機関車の様子をまとめてみましょう。(高崎車両センターはぐんま車両センターになっていますが、ここでは高崎で統一します。)

電気機関車

高崎機関区のELについては、労組資料より残す方針だという記述があり、依然不透明です。

EF65形

6両(尾久に5両、高崎に1両)が在籍しています。運用がほとんどありませんが、高崎所属の501号機については残すという話が出ています。

EF64形

6両(新潟に4両、高崎に2両)が在籍しています。新潟の3機は全般検査を昨年通過しており、動向が注目されます。

EF81形

10両(南秋田に1両、尾久に5両、新潟に4両)が在籍しています。GV-E197系の運用開始で水戸運用が廃止される予定です。

今後、配給もE493系やGV-E197系に置き換えられると思われますが、イベント列車での運用もあるので、どうなるか注目されます。

ED75形

5両(南秋田に3両、仙台車両センターに2両)が配置されています。全車両がすでに運用を無くしており、GV-E197系に置き換えられる見通しです。

EF58形

1両が休車状態で東京総合車両センターに収容されていましたが、鉄道博物館へ収容され除籍されました。

ディーゼル機関車

DD51形

2両が高崎車両センターに所属しています。こちらの砕石運用はGV-E197系に運用が置き換えられました。現在代替が効かないと思われる運用にE655系「和」の非電化区間牽引がありますが、そちらもGV-E197系に置き換えられた場合、高崎の客車列車の動向次第では廃車になります。

DE10形

21両(郡山に5両、ぐんまに9両、南秋田に2両、新潟に2両、盛岡に4両)が在籍しています。GV-E197系により大多数が置き換えられる見通しです。

DE11形

1両(1041号機)がぐんま車両センターに所属していますが、2023年8月に秋田総合車両センターに回送され、以降は音沙汰がありません。

DD16形

1両(11号機)が長野総合車両センターに所属していましたが、2021年12月で廃車されました。現在も同所の廃車置き場で保管されています。

DD14形

1両(310号機)が青森改造基地に在籍しています。使用ができない状態になっており、漬物石化しています。2023年9月に青森改造基地の廃止と同車の廃車に伴い秋田車両センターへ回送されました。

客車

皇室用客車

8両(1号客車と2号客車と3号客車と14号客車の各1両、供奉車4両)が尾久車両センターに在籍しています。E655系に置き換えられ、現在は東京総合車両センターに保管されています。機関車が全廃された場合、いよいよ使用不可能になりますが、今後の予定は不明です。なお、同所には除籍された旧3号客車と13号客車と賢所乗御車も保管されています。

旧型客車

7両が高崎車両センターに所属しています。SL廃止がない限り、今後も使われると思われます。

12系客車

13両(高崎に6両、新潟に7両)が在籍しています。新潟車はSLばんえつ物語の廃止がない限り大丈夫だと思われます。高崎車は正直不透明です。

24系客車

3両が尾久車両センターに在籍しています。なお、残している明確な理由は不明ですが、脱線訓練に使われているという話もあります。

 

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このノートは DE10-cc さんの見解です。

コメント(4件)

  1. 匿名 より:

    国鉄型機関車、だいぶ減ってきている機関車も今になってはたくさん存在するんですね!

  2. masm580 より:

    最近知らなかったので、様子よくわかってありがたい…
    (GVEはインパクト大)

  3. 匿名 より:

    GV牽引での営業運転は止めて欲しい。回送限定でやってもらいたい。

  4. 匿名 より:

    JR東日本の客車はSL牽引のみの使用で良いんじゃない。
    GV牽引の営業運転なんて見たくもない。

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