西武8000系 導入本数は7本+譲受編成選定条件ほか

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西武8000系 導入本数は7本+譲受編成選定条件ほか

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SATS
モデレーター

日本鉄道技術協会の協会誌「JREA」2025年6月号掲載の記事から、西武8000系の導入本数が6両×7本であることや、客室天井部の溶融滴下対策が済んでいることが譲受編成の条件であることが明らかになりました。導入本数について、鉄道事業者が直接明言するのは初めてとみられます。

この記事は同社車両部車両課の方が同誌に寄稿したもので、西武8000系(元小田急8000形)の選定経緯や概要について記しています。

◆サステナ車両導入経緯について
サステナビリティアクション推進のため、グループ全体でCO2排出量を2030年度までに 2018年度比46%削減することを目標として策定したとしています。この限られた期間の中で車両代替を進めるため、本線系と支線系で異なる方針を定めたとのことです。
・本線系の8・10両に対しては新造車両を継続投入(2024〜2030年度にかけて約200両)
・支線系の4・6両に対してはいわゆる「サステナ車両」を投入(2030年度までに約100両)

なお、これまでに同誌2022年12月号にて、2030年度までに西武鉄道の全所有車両VVVF化を目指すことを明らかにしていました。

◆選定条件と導入規模について
サステナ車両の選定条件として、▽必須条件(地上設備との整合、運転性能、各種スケジュールなどの条件)と▽できる限り満足したい条件(必要数を満足する、車両状態良好、譲渡元事業者から支援を受けられる、検修設備との整合などの条件)を前提として、2021年度下期から2022年度にかけて候補車両の絞り込みなどを行ったとのことです。
この結果、▽概ね同一仕様の車両が、▽期間中に必要数確保でき、▽支線系使用であれば改造規模も軽微で済むことから、小田急8000形を選定したとしています。導入本数は、国分寺線・西武園線の運用に必要な6両×7編成とのことです。

これまで導入本数については、鉄道事業者に対して取材を行ったメディアの報道などで「約40両」などと幅を持たせた表現がなされていたほか、趣味誌の寄稿記事において触れられていましたが、鉄道事業者が執筆した記事(公開情報)で具体的な本数を直接明言したのは今回が初めてのこととみられます。また、想定する運用範囲に西武園線が含まれていることを鉄道事業者が明言したことも初めてとみられます。

◆改造仕様と検査等について
改造にあたっては、費用圧縮・工期削減のため改造項目を必要最小限に留めたとしています。
その前提として、▽長大トンネル区間である正丸トンネルが存在するため客室天井部の溶融滴下対策が済んだ編成に限定して譲受、▽車両内三相交流電源は西武標準の440Vではなく小田急時代の200Vとする、▽各装置更新は10年程度寿命延伸できるメニューを選定したなどとしています。
その上で、具体的な改造内容として、▽加速性能調整、▽列車無線装置・列車情報装置(西武の急緩行列車選別装置)は廃車車両から流用、▽ATS車上装置は小田急8000形搭載品をベースに設計変更したものを使用しATS受電器は設置寸法を変更、▽蓄電池は1組から2組に増設、▽集電装置は集電舟のみ西武標準品に交換、▽モニタ装置や車両内外表示装置は西武線のソフトに変更し装置も流用したがモニタ装置は寿命延伸のため部品交換を実施、▽車輪踏面は西武標準の形状に変更したなどとしています。
このほか、▽誘導障害試験は改造工事前に実施、▽改造工事後に全般検査を行ったうえで出場したとしています。

同形式について、残る6編成についても継続して導入するとしています。

▼参考文献
窪谷:「西武鉄道における「サステナ車両」の導入」、JREA 68(6):2025.06、p.48878-48881

返信:5月9日の交通新聞においては、8000系の譲渡両数は42両で…

#100029
くらがの
参加者

これまで導入本数については、鉄道事業者に対して取材を行ったメディアの報道などで「約40両」などと幅を持たせた表現がなされていた

5月9日の交通新聞においては、8000系の譲渡両数は42両であることが言及されています。
一方、東急電鉄9000系について具体的な記述はありませんでした。

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