E235系・E233系余剰車の動向

首都圏各線区で余剰となったE235系やE233系などを活用したJR東日本の車両動向。

各線区毎の動向

関連リンク

「E235系・E233系余剰車の動向」について

大半の線区は減便後の再増発がなく、余剰車両数は恒久的なものとして確定しつつあります 大半の線区は減便後の再増発がなく、余剰車両数は恒久的なものとして確定しつつあります。
近年、在宅勤務の普及などで通勤需要が低下し、元の輸送量には戻らない見通しとなっています。また、一定規模の車両改造を進めていた路線系統では、その改造の対象外となる車両の発生が明るみに出つつある状況です。 他社では余剰車を車両の老朽取替に転用するなどの動きが出ていましたが、JR東日本においても同様の動きが見込まれる状況となった為、その動きをまとめます。
(担当:南瓜西瓜)

E233系余剰車を活かした房総・北総209系置き換え

報道により、余剰となったE233系を改造の上房総・北総エリアに転用することで209系の一部を置き換えることが明らかになりました。
現時点で千葉地区転用が判明したのは中央快速線・京浜東北線・京葉線・南武線で、このうち中央快速線・京葉線・南武線は現車動向や労組資料から房総・北総エリアへの直接転用の発生が確定しています。
一方で京浜東北線は房総・北総エリアへの直接転用が発生する京葉線への転用が確定しており、房総・北総エリアの209系置き換えとどのように関わるかが注目されます。

中央快速線

中央快速線はグリーン車組み込みに向けた動きが終息し、余剰車の動きが発生しました 中央快速線はグリーン車組み込みに向けた動きが終息し、余剰車に動きが発生しました。
グリーン車組み込み準備改造の完了などに伴い、10両4編成程度の余剰が発生しましたが、うちE233系0番台10両貫通編成1編成・10両分割編成1編成が房総・北総エリアへ転出し、209系2100番台を置き換える見通しです。
詳細は「中央快速線E233系の房総・北総エリア転出」をご覧下さい。

南武線

南武線は長編成ワンマン運転対応改造が完了し、余剰車が確定しました 南武線は長編成ワンマン運転対応改造が完了し、余剰車が確定しました。
運用数の削減やワンマン運転対応改造の完了に伴い、8500番台6両1編成の余剰が見込まれていましたが、実際に1編成が房総・北総エリアへ転出し、209系2100番台を置き換える見通しです。 詳細は「南武線E233系の房総・北総エリア転出」をご覧下さい。

京浜東北線・根岸線

京浜東北線は機器更新、ワンマン運転・ATACS対応改造などが進んでいます 京浜東北線は機器更新、ワンマン運転・ATACS対応改造などが進んでいます。
運用数の削減により、現時点で10両4編成程度の余剰が推定され、その内少なくとも10両3編成が京葉線に転出する見通しです。
京葉線側の動向や房総・北総エリア209系置き換えとの関連が注目されます。
詳細は「京浜東北線E233系の京葉線転出」をご覧下さい。

京葉線

京葉線は今後のホームドア・長編成ワンマン運転導入に向けた見直しが気になるところです 京葉線は今後のホームドア・長編成ワンマン運転導入に向けた見直しが気になるところです。
運用数の削減に伴い、10両貫通編成2編成・10両分割編成1編成程度の余剰が見込まれますが、更に京浜東北線からの転入が発生しています。
また少なくとも2編成が房総・北総エリアへ転出し、209系2100番台を置き換える見通しであるため、既存編成の動向が注目されます。
詳細は「京葉線への京浜東北線E233系転入と既存E233系の房総・北総エリア転出」をご覧下さい。

内房線・外房線・総武本線・成田線など(房総・北総各線区)

E233系に置き換えられて転入した209系は、一部が再びE233系に置き換えられることになりました E233系に置き換えられて転入した209系は、一部が再びE233系に置き換えられることになりました。
先述の通り、報道や現車動向などによりE233系余剰車の転用先・老朽取替対象となることが確実になりました。更に置き換えられた車両の一部は伊豆急行への追加譲渡が報道により明らかにされています。
詳細は「房総・北総エリアへのE233系転入と209系置き換え」をご覧下さい。

山手線E235系余剰車を活かした中央総武緩行線E231系0番台などの動き

労組資料により、余剰となった山手線E235系が中央総武緩行線に転用されることが明らかになりました
更に中央総武緩行線既存のE231系にワンマン運転改造対象から外れる編成が発生することも明らかになっており、余剰となるE231系の動きが注目されます。

山手線

山手線も京浜東北線と同様、ワンマン運転・ATACS対応改造などが進んでいます 山手線も京浜東北線と同様、ワンマン運転・ATACS対応改造などが進んでいます。
度重なる運用数の削減により、2025年3月ダイヤ改正時点で一路線系統最多となる11両8編成の余剰が推定されていましたが、少なくとも4編成が中央総武緩行線へ転出する見通しです。 詳細は「山手線E235系の中央総武緩行線転出」をご覧下さい。

中央・総武緩行線

中央・総武緩行線はワンマン運転対応改造が進んでいます 中央・総武緩行線はワンマン運転対応改造が進んでいます。
運用数の削減により10両2編成の余剰が推定されますが、更に山手線E235系が転入する見込みです。
同時に、既存のE231系0番台がワンマン運転改造対象から外れることも判明したため、少なくともE231系0番台は撤退の動きが見込まれます。
詳細は「山手線E235系の中央・総武緩行線転出」をご覧下さい。

その他の主要な車両余剰発生線区

常磐緩行線

2編成を残して長編成ワンマン運転対応改造が完了しました 2編成を残して長編成ワンマン運転対応改造が完了しました。
E233系2000番台の常磐緩行線ワンマン運転対応改造が19編成中17編成で完了した(詳細)ことで、残った2編成が運用から離脱しています(詳細)。
地下鉄直通に対応する特殊規格車体ですが、一部商業誌で転用を肯定するような記載もあり(詳細※Kumoyuni45)、今後の動きが気になるところです。

高崎線・宇都宮線・東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ライン

10両基本編成を中心に余剰が発生しています 10両基本編成を中心に余剰が発生しています。
10両基本編成6編成程度・5両付属編成2編成程度が余剰と見られる状況です。
E231系近郊タイプとE233系3000番台が併用されていますが、後者はこれから機器更新時期に差し掛かる状況で、既に車椅子対応大型トイレなどを備える転用コスト抑制に有利な仕様であることから、余剰が多数発生している基本編成の一部の今後が気になるところです。

その他の主要な車両取替需要線区

武蔵野線

中央総武緩行線などから転用された209系 中央総武緩行線などから転用された209系。
中央総武緩行線からの転用・205系の置き換えが完了したばかり(詳細)ですが、長編成車両が活躍する首都圏の稠密線区では最も経年が高い車両が集中 しています。 特に209系は検査周期延伸の対象外(詳細)とされ、同じく延伸対象外とされた他の稠密線区長編成車両は、大半に撤退の動きが発生しています。

中央本線(中央東線)・篠ノ井線など

東海道線から転用された211系6両編成 東海道線から転用された211系6両編成。
延命工事が開始されていますが、2024年9月現在、東海道線から転用された0番台・2000番台6両編成のみベンチレーター撤去の動きが未だ確認できず、先行的な老朽取替を見込んでいる可能性があります。 また、過去にはワンマン運転に対応したE233系の転入による置き換えが示唆されていました(詳細)。

奥付

特集準管理

戻る HOMEへ
タイトルとURLをコピーしました